下高井戸外伝~むしろ刀削麺食べある記~

JPN48のセンターとして弱肉強食の芸能界でもがいていました。 そこに降りてきた一本の蜘蛛の糸…それこそが刀削麺だったのです。 下高井戸から広がる食と愛の輪☆

2010年12月

ラーメン大下高井戸店 スウェーデンの首府へ 20101208

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ラーメン大 下高井戸店 2010年12月8日
ラーメン トッピング「全部で!」 600円

そろそろ皆さんもお気づきのことと思うが、瑠璃子はかわいそうな美少女である。
ラーメン二郎とラーメン大にひどい目に遭わされ、今ではすっかりストックホルム症候群である。
そんなわけでまたラーメン大。

このところ行列がひどいのは、やはりおいしくなってきているからであろうか。
瑠璃子は多摩方面の二郎に特にストックホルムなのであるが、最近のラーメン大下高井戸店は多摩地方に編入させたいおいしさである。
今日はちょっとスープの豚っぽさが少なくて残念だったけど、それでも荻窪とか亀戸の二郎とは比べ物にならない。
まあ、単に都心の二郎に瑠璃子の心がストックホルムしていないからそう感じるだけかもしれないが。
なんにせよ、今日はさらっと済ませましょう。

おいしかったよん様ドキドキ

錦堂下高井戸店revisited 20101207

錦堂下高井戸店 20101207

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煮魚つけめん熱盛り 800円




ある日の夜中のことである。
友人と池袋でさんざ酔っ払って、ホウホウノテイで下高井戸に帰着。
すでに12時を回ろうというところ。
商店街はマックロクロスケ。
「明日もあることだしさっさと布団にもぐりこむが吉だわ」
と駅からの家路を急ぐ。
しかし酔って目のふちをぽーっと赤く染め、いつもより胸元のはだけた色っぽい瑠璃子の姿を、低劣で愚劣で不潔な下高井戸の男どもが見逃すはずもなかった・・・

「よう!」
後ろから肩をつかまれた途端、さすがの瑠璃子も「キャッ!」と声を上げてしまった。
「よう!姉貴!今お帰りですかい?ゾル豚中将でさぁ!」
「ああ、ゾル豚!」
心底ほっとする。瑠璃子の妹分かつリアル妹である。

「今お帰りですかい?偶然!こちとら昼から働かされ通しのすきっ腹大将軍。
何処かで腹に燃料積まにゃあどうにもこうにも埒があかねえ!・・・おっと、雨だ、神のお導き!どこかの店で雨宿りが必要だ!ほら、さあ姉貴、はやく!」
驟雨とゾル豚に追い立てられ、家路と逆に駆け出してしまった瑠璃子・・・。冬の雨粒が夜中の路面を真っ黒に染めてゆく。
どこか・・・どこかへ・・・!


というわけでやってまいりました、錦堂下高井戸店。

とても既視感を覚える店内ですが、多分数日前に訪れたどこかの店とよく似てるのでしょう。
その店とこの店とは、所在地も多分同じで、何もかもが一緒なのですが、店員さんだけが違うので、二日と開けずに同じ店に来てしまったということにはならないと思うんですの・・・多分。
言い訳染みてます?
ふ、ふん!あせるそんなこといいうと灰皿でお酒飲ますわよむかっあせる



前回おいしかったので、今回も煮魚つけめんを。
ただし麺の熱盛りが出来るらしいのでそれをお願いしてみる。
ゾル豚は初入店とのことだ。それならやっぱり煮魚つけめんでしょドキドキこっちは普通の。

それにしても熱盛りというと、いつだって必ず平敦盛を思い出さないことはない。
盛者必衰の理や「人間五十年・・・」の信長の常套句や、とにかくなんだかつけ麺を食べるときいつも寂しい心境になるのは、この敦盛という言葉の喚起力のせいなのではないかと激しく思う。

料理到着。
ゾル豚はブヒブヒと夢中になって食べている。
「これはブヒなかなかブヒおいしいブヒ」
旨さのあまり焦って麺を口に運ぶが咀嚼が追いつかないので鼻の穴だの耳の穴だのに麺を突っ込んで喜んでいる醜態だ。
姉妹揃ってスープ割りもお願いし、十二分に堪能した。
店から外の様子を伺う。何とか小雨になってきたかしら。
さあて、帰るか。

瑠璃子の行方は、誰も知らない。

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羅生門 完

錦堂下高井戸店の絢爛豪華な割り箸問答20101205

錦堂 下高井戸店 20101205
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煮魚つけめん 800円



12月は黄金色
人々の心にともし火がともるの
クリスマスは地獄色
資本主義の害毒が街を血の色に染めるの


下高井戸に帰り着くとすでに20時。
やれやれ、と僕は溜息をついた。
家でスパゲティでも茹でるか?
それともパン屋でも襲って路地裏で菓子パンとか。
ハードボイルドなゆで卵をかじる?
でも瑠璃子はスープと肉の恋人ドキドキ
羊グルメの冒険に出かけたい!

なんちってあせる


紅矢の明かりとラーメン大の行列とTaste of Indiaの香りが瑠璃子の食欲を刺激するが、
どうせ外で食べるなら新規開拓して素敵な出会いを求めたくもある。

そこで、下高井戸駅から日大通りを二十メートルほど桜上水へ向けて前進し、意を決して錦堂下高井戸店へ。
「当店自慢の煮魚つけ麺」と看板が出ている。



正直なところ、瑠璃子はつけ麺てものに理解を持ち合わせるほど保守反動の極みではないのよね。

以前友人に連れて行かれたつけ麺の行列店店主に、
「わざわざなぜ別盛りにするのか。いちいちチョボチョボとタレにつけて食する意味が理解できない。瑠璃子が理解できるように、別盛りの理由を簡潔に二文字以内で述べよ(句読点含む))」
といってやったら
「う。」
といったきり黙っていたわ。
それ以来つけ麺は瑠璃子にとっては敵も敵。
店主自らが理解できていないのに、毎日毎日麺とタレを別盛りにし続けているなんて、無知蒙昧な保守主義以外の何者でもないんだから!

で、錦堂。
10名分くらいのカウンターと壁際にテーブルが一脚。
店内はちょうどいい明るさで、意味のない暗闇演出とは無縁なのが素敵ね。

先客が6名程度。みんなつけ麺を食べているので、瑠璃子もそれに倣う。
べ、別に保守的付和雷同主義じゃないんだからねあせる
郷に入れば郷ひろみ、とかいう先人の智恵に倣っただけよあせる


そのうち「煮魚つけ麺」到着。
あら、素敵な匂いに素敵な太麺。
太い麺にはめっぽう弱い瑠璃子。
ラーメン二郎・ラーメン大の太麺調教が行き届いているイケナイわ・た・しドキドキ(///∇//)


ああ、この栄光に満ちた麺の太さを何にたとえましょう。

たとえばそれは春の野で食べたさわやかな水飴の割り箸の先っぽ。
たとえばそれは夏の海の煌く波に浮かんだ割り箸の先っぽ。
たとえばそれは秋の夕暮れの池の小道で拾った割り箸の先っぽ。
たとえばそれは冬のコタツで餅が待ちきれずに咥えた割り箸の先っぽ。

世界中のどんなに偏屈な割り箸だって、錦堂の太麺には親近感を覚えるに違いないわ!


かみ締めると水に締まった小麦の結晶が口の中で秘密の御伽噺を語ってきかせてくれる!
そんなドキドキ色に満ちた旨さ。

割り箸のようなその麺を、割り箸でつまんで数本タレの碗に落としてみる。
豚の脂と鰹節の欠片とチャーシューとシナチクの濃厚な褐色の沼地に沈み行く麺を、
大切なおもちゃを取り上げられた幼児のように切羽詰って掻きだして口に運ぶ。


「あ!」


ああ、ガリレオは正しかった!
そうだ、地球は回っているのだ!
と、世界の真理が腹の奥底で自然に当然のように一瞬で理解できたような、そんな壮大な宇宙的官能!!


つまりね、おいしかったの。

豚骨コクと、鰹やサバの明快なダシと、稲妻のようにはしる酸味とが、味の濃いタレの中で渾然一体となって森羅万象を表象しつくしていたの(ただし実は豚骨の味はよくわからなかったあせる)。

いやあ、これはいい。

もう、なぜ別盛りなのかなんて次元ではない。
宇宙がつけ麺のために存在していたことを理解してしまったのだ。


食卓にはおろしニンニクと七味と酢がおいてあって、それをかけてもよいらしい。

麺を食べつくした後、タレが残った。濃厚というかしょっぱいので、飲み干すのはメタミドホスよりも危険が危ない。

そんなときは恥ずかしがらずに「スープ割りお願いします!」
と宇宙の創造主(店主)に声をかけよう。
スープと「柚七味」を持って席までやってきてくれ、おいしく飲める濃さまで薄めてくれる。


ちなみに夜20時までは無料で麺を大盛りにしてくれるそうです。
いつもは大盛り100円。

いやあ、いつも以上によくわからない内容になりましたが、とにかくおいしかったということを皆さんにお伝えしたい。

ちなみに下の写真は、ホワイトバランスを変えて撮ったものです。
こっちの方が本物の色かも。
でも冒頭の写真のほうがおいしそうよね。


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ラーメン大 下高井戸店 反行列主義者の記 20101203

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ラーメン大 下高井戸店 20101203
ラーメン ニンニクアブラ味濃い目 600円


楽曲の歌詞を書くと莫大な使用料を取られるかもしれないので、諸君には「神田川」の最初の一節を思い出していただきたいとのみ告げることとしよう。
つまり、一昨日瑠璃子が「ラーメン大」の無粋な行列の前に泣く泣く戦略的撤退をした、ということを、「まさかあなたはもう忘れたかしら?むかっそんな筈ないわよね?むかっ」、という意味なのである。

ただそれだけのことなので、別に二十四色のクレパスとか、赤い手拭いとか、そういったことを思い出さなくてもいいのですよ。
それにしても赤い手拭いって見たことない気がするわ。

それと、何年か前に神田川っていう映画をお昼のテレビでやっていたのを思い出したわ。
たしか人形劇団をやっている大学闘争に敗れた大学生のお話だったような・・・
髭モジャで眼鏡で長髪で哲学科でラッパズボン(?)な男と女たちが、陰惨極まる和製70年代ビバリーヒルズ青春白書を繰り広げていたような・・・
基本的に瑠璃子は同世代の人間の中では学園紛争についての興味が多いほうだと思うので、嫌いな映画じゃなかったけど、でもなんかもうやりきれない映画だったわ・・・って何の話よあせる


一昨日、ラーメン大摂取を集団的妨害によってあきらめざるを得なかったので、今日こそはと不退転の決意で来店。
おほほほ、今日は並びも無し、それどころか瑠璃子用に座席がひとつ空いておじゃるぞwwww
瑠璃子大勝利wwwwwwwwww
しかし実は半分意地で来ている様なもので、お腹はさほど空いてなかったりしてあせる

酒の飲み方も知らないヒヨコ学生が酔ってフライデイナイトヒーヴァーで食べにくるのにぶつかると大行列に巻き込まれるから、さっさと宵の口にきたのだけれど、それだと実は瑠璃子のお腹も準備不足あせる

お昼に食べた首相官邸でのフランス料理フルコースがまだ未消化・・・ま、いいや。
野菜は増さずにガンバロー!


ペロリ。あ、あら、綺麗に食べつくしちゃった・・・あせる

瑠璃子もまだまだ若いわねあせる

ふふ、若い今、何も怖くないわ!ただあなたの優し(ry・・・

皇庭餃子房 下高井戸店 20101201

皇庭餃子房 下高井戸店 20101201

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長焼き餃子 定価525円・・・が、水曜夜のみ特別に半額!!




冬めいて来て、瑠璃子の体もぬくもりを求めているの・・・ラブラブ
体の奥底に熱いものを導きいれたい・・・ラブラブ


そんなときはやっぱりラーメン大で盛大に食うんだい!と、
韻とステップ踏み踏みワザワザ瑠璃子様がお出かけになったというのに、

なななんとむかっ

低劣な民が強烈な行列を繰り広げてゐるではないかむかっ

こんなにいつも民の平和だけを考えて生きている瑠璃子なのに、
どうして民から敬意も払われず一緒に行列しなきゃならないのむかっ
信じらんない、もう知らない!!むかっ

ふんだ、行列になんかならんでやんないんだからねむかっ、てなわけで、
つくづくと革命の必要を痛感しながらおうちへ帰ろうとする。

でも・・・帰っても一人。 尾崎放哉


どうしよう・・・
そうだ、中華皇帝の治外法権の地、皇庭餃子房で棒餃子をやらかすことにしましょう音譜


皇庭餃子房は水曜日夜のみ棒状の焼き餃子が半額。
通常定価が500円+税なので、水曜夜だけ250円+税ということになる。なんと!


ビールの中ビンと突き出しのザーサイを賞玩しつつ餃子の到来を待つ。

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ビール中瓶 500円くらゐ


遠からず夜の22時だというのに、店内は大盛況。
ほぼ満席で、みんなチンタオや紹興酒を呷って大変にぎやかである。
はたと気づく。
「そ、そうだったのね・・・瑠璃子の心を勇気付けようと、みんな賑やかにしてくれているのね・・・おお、集いし下々の民よ!」
瑠璃子のビールに涙が落ちる。



餃子到来。大変に熱く、以前から必ず口中をやけどをしているので、
細心の注意をして噛み千切る。
基本的に水餃子党なんだけど、
ビールに合うのはやっぱり焼き餃子ね!


ついでに少々ご飯モノも下腹部にめり込ませたくなったので、菜譜を手に取る。
瑠璃子の好きなものはなんといっても五目焼きそば。
でももっと好きなのはお粥ねラブラブ

これまで気づかなかったけどお粥が何品かあるじゃな~いドキドキ
そこで、

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ピータンお粥 630か680円


いろいろと野菜がぶち込まれてるお粥はあまり中華粥では食べたことなかったんだけど、
さっぱりとした味つけでおいしくいただきましたわ。


そんなこんなで今日も下高井戸の夜は更けてゆくのであった。






瑠璃子大納言ってだあれ?
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