2011年09月
ラーメン用心棒 神保町
ラーメン680円
誰も求めていない、
「瑠璃子は如何にして用心棒を食した乎」
の長々しい前置きはいらないからさっさと店に審判を下せと、あなたがそんな残酷な言葉で美少女の純真無垢なハートをチェッカーズに倣って
「ズタズタハートのレクイエム」
にしたいなら、さっさとスクロールして中程から読めばいいじゃない(>_<)
もう知らない(>_<)
…てなわけで激務に耐えかねたので久しぶりに昼休みに外食。
フラフラっとフラジオレットのか細さで神保町までやってきた。
版本と中華書籍でも冷やかしながらカレーかしらね…と悠長極まること考えていたら。
今日祝日なのね
信じらんない
本屋は軒並み休み
神保町と書いて勤労意欲皆無と読むわ
ついでに日頃の不満をぶちまけると、
神保町と書いて高い
神保町と書いて店主傲慢
神保町なんて何から何までなくなりゃいいのよ
ブックオッファーに転向した瑠璃子の恨み辛みを嘗めんじゃないわよ
…ところでさっき「悠長極まる」と書いたけど、
極まる
と
極まりない
は同義なの?ねぇどうなの教えて教えてぇ~
ま、いいや。
この日は九段下方面から神保町に突入して、神保町随一の良心・版本屋松雲堂に駆け寄ると休業…。
神保町全域がどうせ怠慢の世の夢をむさぼってるんでしょと悟った瑠璃子は、この町への一切の意欲を失い減速、思わずラーメン二郎神保町店の小道を曲がった。
…もちろん二郎がやってるなんて思いもしないわよ
二郎も神保町とグルだもの
けど二郎神保町店の正面に二郎系があるのよね。
二郎人気店への二郎系の果敢な挑戦。
激しすぎる魂…
無謀すぎる戦い…
アンチ二郎=アンチ神保町って意味で、ブックオフグループ加盟を許してあげるわ
…まあ行列を嫌った客を横取りするコバンザメ的姿勢の店でそ、と思わない訳にはいきませんが
長い前書きの後初入店。
午後二時。
店内には男性客ばかり6、7名…
食券を渡し好きな席で待つ。
店員さんは3名。二郎に比して手厚い体制ね…
店の真ん中にセルフサービスの水があり、レンゲもそこで調達。
カレーの「まんてん」よろしくコップにレンゲを放りこんで待つ。
と、
「○番の方ぁ~ニンニクいれますかぁ~」
厨房から声がかかる。あ、瑠璃子の席の番号だわ!
「ニンニクアブラマシマシヤサイカラカラカラメで」
…といつの日かいってみたいと思わなくもない(ウソです)
「あ……ニン…ニク?…え…あ…は、ハイ」
…ふう、見事二郎初心者と思わせることが出来たぜ…これで店員は「なんでこんな華奢なキレイな子が入店してきたのかとビックリしたけど、そうか、つまり二郎の怖さを知らずに入ってきちゃったんだね、きっと素敵なケーキ屋さんとかオシャレな小物屋さんと間違えて扉をくぐっちゃっただけなんだね、だってこんな子が下品な二郎系を食べる訳ないもの」と納得出来たに違いない…って、それで出された一皿がコレ~!?(冒頭の写真)
盛り、下手な二郎よりよくないか?
歌舞伎町や小滝橋や亀戸や荻窪の中の人、見てますか
ヤバいっすよ
キてるっすよ
いやまあ多摩のお歴々と比べればアレだが…小金井とか相模大野とか野猿とか府中とかめじろ台に比べれば子供のお遊びだがなかなかどうして盛りがええんとちゃうんかい
あ~?
味~?
…えっと
それなりでした、みたいな~?
味もまあ悪くないんじゃないかしら。
てか実は神保町店の味があまり好きではない瑠璃子としては、神保町店対用心棒なら安い方に軍配なわけで…
え?じゃあ神保町店?そなの?
最近の神保町店の値段を知りません、悪しからず
それにしても用心棒ってのはスカしてイヤな店名ね。黒澤?
そのうちチェーンで椿三十郎とか出店しそうな。
黒澤が嫌いな訳じゃないです、すかし具合がアレなんです
でもこれがブックオフグループクオリティと思えば…
ぐぬぬ
瑠璃子も属するグループ名としては不本意ね…
ヤフーのトップページのいうことには、長野の昆虫愛好家が、新発見の昆虫に北杜夫の名前を付けたらしい。
曰く、ユーマラデラ・キタモリオイ、と。
感涙。
昆虫愛好家が長野の人というところがまたよい。
松本高校万歳。
瑠璃子は松高出身じゃありませんが
曰く、ユーマラデラ・キタモリオイ、と。
感涙。
昆虫愛好家が長野の人というところがまたよい。
松本高校万歳。
瑠璃子は松高出身じゃありませんが
↑事情によりテイクアウトでの賞味となってしまったことが悔やまれる。
コックさんに感謝の気持ちを伝えたい、そんな素敵な皇庭餃子房下高井戸店の
「エビてんぷら山椒風味」
525円。
~~~~~
「コクリコの坂から」も公開中なわけだし、コクリコの最大の話題と言えば、まさか吾朗再び!?ってことなわけだし、吾朗君のデビュー作といえば「ゲド戦記」なわけだし、ゲド戦記と言えば谷山浩子フリークの瑠璃子としては
♪心を何とこそ例えめ。
的な唄がどうしても頭に思い浮かぶ…から言うわけじゃないんだけど、
ああ!!!
この味を何にたとえよう!
奇跡のようなこの味を!!
と讃えたくなる皇庭餃子房の偉大なる達成のひとつに出逢った。
遠き山に日は落ちて(略)今日の業をなし終えて、死屍累々の都心からほうほうの態で下高井戸に逃げ帰った瑠璃子。
今日も一日残酷な目にあったわ…
美少女はほっとため息をついた。
重い足を引きずりながら商店街を抜ける。
と、そこにそれはあった。
少女の心に灯るたった一つの希望。
その名は皇庭餃子房下高井戸店。
「そういえば9月9日から19日まで例の525円キャンペーンをやっていたわね!
あたいったらすっかり忘れちまって!
なぁんてこったい!てへ!
よっしゃ一発メシでもいてこましたろかい!!
(まあ、わたくしったら失念していたわ、なんということでしょう、お食事、いただこうかしら)」
ところが今日はよんどころない事情でさっさと帰宅する必要があったため、店内で晩餐したためている暇がない。
皇庭餃子房はいつもプラスチックパックでおかずを露天販売してもいるのだから、もしかしてと思い持ち帰りをお願いしてみた。
見事
「好hao3」
というわけで冒頭の写真がそれ。
「エビのてんぷら山椒風味」525円(キャンペーン価格)。
これがもう、ちょっと筆舌に尽くしがたい食の中華皇帝だった。
てんぷらというよりはフリッター風に揚がったエビ。
その主人を引き立てようと、鷹の爪と花椒、それに激烈な胡椒の香りが強固な守りを固めている。
もう、
「ああ、もう、ああ…」
嘆息しか出ない。
もう一品、こちらはまず「持ち帰り用梱包」が芸術的なのでそのあたりをとくと賞玩していただきたい。
ゆで麺のナス、トマト、じゃがいもあんかけ 525円
ひとつのパックの中に、ラップに包まれた麺と、袋にしまわれた餡とがみっちりと詰まっている。
この餡の袋、ゆるく口を縛ってあったのだが、麺にかけるために袋ごと持ち上げようとすると、持ち上げるベクトルと餡の自重とが神秘的に拮抗して、作用点となった結び口から、するりと袋のイマシメがほどけるのであった。
その魔術!
味は「これぞ!」とまではいかなかったけれど、さすがの皇庭餃子房推薦の一品だけあって、垂涎の一品に違いはない。
↑ちと写真の色が悪い。
もう、これはどう讃えつくしたものか。
そんなわけで心底まで感動。
かつて瑠璃子はブックオフの「新しくてキレイな本は高く、古いて汚い本は安く売る」姿勢を嘆いたものだった。
なんという商業主義(>_<)
形式主義の最たるもの(>_<)
しかし神田神保町の横柄な商売があまりに法外なので、いつしか気づけば転向し、足繁くブックオフに通うブックオッファーになり果てていたのでございました。
多分にセドリ屋気取りで
まあブックオフで古い絶版本が手に入るようなことは絶無だけど、少しだけ興味のある新刊本を安く手に入れるなんて用途にはピッタリ。
友人の出版社勤務は非常に嘆いておりました
ただしそんなブックオフにも2種類あって、
①新=高・古=安を徹底している気持ちいい程に書籍への魔術的信仰がない店
②古い古書店気質が抜けず、有名本は古くても多少高値を付けてしまう店
瑠璃子は圧倒的に①を愛す。岩波文庫と見るや絶対に105円コーナーに置かないようなブックオフはブックオフとして失格。古書店としても品揃えに魅力がないから中途半端。
さて、瑠璃子の最寄りのブックオフは桜上水店。
残念ながら②風味のお店だけど、今日はちょっと掘り出し物。
地球の歩き方~中央アジア編最新刊('11~'12年版)、105円
地球の歩き方は厚さに関わらずどれも同じ値段(よね?)。
薄めの中央アジア編は正価で買うと損した気分だから手を出しにくかったの。
それがここで出会えるなんて!花咲く春の心地だわ!
近々是非憧れのサマルカンドに行きたいです。
もう一冊はなんとなく表紙買いした漫画。
群青著、橙星①(一迅社2008年)、105円。
ほのぼのファンタジーというか、非常にまともな内容で、無駄な萌えとかがないのはよいけど、ちょっと単調かな。
と、まあとりあえずはこんなところが今日の成果。
ちなみに背景は奥多摩の二万五千地形図でおますまだ折ってない地図は背景にピッタリだわね!
ウニとイクラの舞い踊り
妹分にしてリアル妹でもあるゲル豚中将(げるとんちゅうじょう)と、珍しく姉妹揃って休日だったので、昼食に出掛けることにする。
「どこに行こうねえ、ゲル豚」
「美味けりゃどこでもようがすぜ、姉貴」
「ちょっと待った、奢らないぜ」
「ははは、そりゃもちろんそれはそれ、これはこれ。そうだ、回転寿司にしやしょう」
中将といるとお金が湯水なのでつい身構えてしまった。
至近のまぐろ人は美味だが大変値段が張る。ここは慎ましくスシロー烏山店にしよう。全品105円。
場所は京王線の千歳烏山駅と芦花公園駅の中間付近。甲州街道に面しているものの駅からは多少歩くから、電車人には幾分か行きにくい。
店内はいつも混雑。
ゲル豚はウニとイクラがあれば満足なので、一人で何皿も並べて悦に入る。
瑠璃子は鮭やアナゴ、イカと各種賞味。
結局無事折半が成立して、腹ごなしに歩いて帰って来ました。
まだまだ夏日ね。
都庁も東京タワーも見えて、100万ドルの夜景と公式サイトは謳っているけど、入場料を考えれば男性3300円、女性3000円の夜景といえなくもない。
そういえば。
旧聞に属するけれど、9月12日に高尾山のビアマウントに行った。
この日は朝から都庁に出かけて、東京砂漠のコンクリートジャングルで紫外線を浴び人間社会の悪辣な目にさらされて、
「砂漠なのかジャングルなのか、どっちよ><」
とひどく情緒が不安定になっていたの。
「高層ビル群の馬鹿><」…ビル群…ビール…
「都庁無駄にでかいのよ」…都庁…登頂…
「炎天下の都庁広場なんて、建築家はどんだけ馬鹿なのキ○ガイ石原は東京砂漠の緑化を考えなさいよ」…緑化…森…
「木がないから東京上空はいつも砂塵でケムって見えるのよ」…ケムって…煙る…ケーブル…
これだけ暗示をかけられれば行かないわけには行かないわよね
鷺宮の紫ツインテール美少女(が大好きな彼)に電話をかける。
「西方浄土に登りつめてみない?」
「イ、イク!」
そんなわけで京王線をチャーター。最前部で運転手を叱咤しながら小一時間で高尾山口駅到着。
実は高尾山のビアマウント行きは、瑠璃子や紫ツイ美ちゃんにとっては毎夏の恒例行事なの。
ミシュラナイズされる前から通いつめて、
「今年は3回ビアマウンてやったぜ」
「来年は五回くらいビアマウろうぜ」
と野心に燃える拡張胃袋美少女隊だったのです。
でも去年は所用で来ることが出来なかったのよね><
そこで二年ぶりの酒池肉林に血湧き肉躍る美少女の濡れた唇よ
まだ日が残る夕暮れ時、ケーブルカーで登るのも業腹なので、歩いてビア会場へ。
日ごろ高尾登山のときは稲荷山コースか沢沿いの六号路を愛用しているけれど、それを使うと山頂に出てしまう。
今日行くべきは山頂から数十分下ったケーブルカー山上駅なので、琵琶滝コースの脇から頂上行きの道を逸れて「健脚向き」とある十一丁目茶屋直結の道をたどる。
汗は最高の調味料よ
それにしても高尾ビアマウントはいつもエライ人出ですね。
月曜日だぞオイ、と全員の頭を叩いてさっさと下山させたいけれど、どうぜホーリツはそういうことしちゃダメっていうんでしょうね
はじめは何も見えない木陰の陰気な席しか空いておらず、しかし料理やビールを取りにいくついでに空き席を見つけては少しずつ夜景の方へ席を動かしていく…
瑠璃子たちはこれを「高尾式わらしべ長者仕立てのアメリカンドリーム」と称し、毎年最終的には見事夜景特等席をゲットしている。
最後に料理の写真一例。
ビアマウントで料理を皿に盛るたびに毎回つくづくこう思う。
「茶色いなあ…」
まあ生野菜を取ってこない瑠璃子が悪いのかもしれませんが
瑠璃子大納言ってだあれ?
瑠璃子大納言
JPN48の絶対的エース。
その高貴な生まれと高貴な顔立ちから、
「瑠璃子大納言」
と畏れ崇められているが、ひとたびその蕩けるような笑顔を見れば、誰もが母性本能を揺り動かされずにはおれない。…という設定。
誕生日:生まれるべくして生まれたその日
血液型:血液型に縛られない生き方という選択
地域:東京のあなたの心の中
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