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上:陳式坦々刀削麺 788円。店内がオシャレに暗く、写真の色が良くない。
下:夜の闇に輝く「路地裏本格中華 陳家私菜新宿店」


グスタフ・マーラーの「大地の歌」は第一楽章冒頭がカッコいいなあ、けれどそのあとは少し眠くなっちゃうのよね。
大地の歌の歌詞は実は唐詩の独語訳である、と聞いて驚いたことがある。
しかしその歌詞の日本語訳(つまり中国語→ドイツ語→日本語)を読んでみると非常に散文的だったので、「韻文翻訳って本当に難しいのね」と思った。それをキッカケに何となくマーラーを聴かなくなった日々もあったと遠い過去を思い出してみる…。

というわけで、マーラーと中国の関係と、それらに対する瑠璃子の立ち位置を再確認した結果、以下のような反省に至ったの。

「多少マーラー刀削麺に固執しすぎたのではないか?」

かつてのようにマーラーと少し距離をおいてみてもよいのではないかという詭弁的論理によって、陳家私菜新宿店では坦々刀削麺を頼んでみた。

お店の位置はちょっと判りづらい。
新宿駅から甲州街道を西へ。文化学園大学の手前あたりで一本南側の小道にはいる。思わぬ裏道にチラホラと飲食店が並んでいて、その中の一つが陳家私菜新宿店。

メニューに書かれた文章によれば、日本で最初に生地から刀削麺を作り始めたのが陳家私菜オーナーの陳さんだとか。
へぇ。

麺は普通の盛り具合。
ゴマの香ばしさと甘さが鼻に抜ける。
おいしい。
が、マーラーを聴き続けてきた身には、坦々刀削麺は淡々とし過ぎて物足りなかった。
今度はちゃんとマーラーにしてみよう。