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白亜の馬像が見えてきた。さあ、陣馬山頂だ!


年が明けて早々のお話。


寝正月も悪くないけれど、他の休みに比べて正月休みが一番優れている点はなんといってもその静けさだ。
街中にいても深山幽谷に分け入っても、正月はひっそり閑としてしみじみ人智の愚かさを反省するのに最適。
家の中にいてもつまらないから、正月を堪能しに外へ足を踏み出そう。
で、どこへ?

正月二日の朝の寝床で腹案を練る。寝正月ならぬ練り正月だ。
結果、陣馬山。
高尾山は初詣でラッシュの最中だろうし、陣馬山頂から生藤山方面へ続く尾根道を眺めるのはいかにも新年らしい壮大感に溢れている。

そんなこんなで中央線藤野駅から登ることにした。
藤野から歩いて一の尾根登山道を選ぶ。
とっつきから尾根に上がってしまうので、勾配はきつくないし冬枯れの木立から見える景色は雄大だし、新年最初のハイキングにはウッテツケだ。他の登山道に比べて多少長いのが玉に瑕ではあるけれど、長いといったってせいぜい3~4キロの山道。


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しんとした尾根道には秋の落ち葉が積もって、冬の日が斜めに差し込んでいる。
冷たい空気もすぐに上気した汗に変って、しみじみと身体が喜んでいる心地がする。
冬の低山はこれだから爽快だ。

陣馬山頂のお馬さんはいかにもわざとらしいけれど、抽象度高めの造詣が頂上の草原にはよく似合っている。
瑠璃子は結構好きよ。

帰りは和田峠から。この道は舗装第一主義のためにいかにもつまらない。
それでも新年最初の運動を満喫しました。