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王府井三番町店で日替わりC定食750円。
豚の生姜焼きと牛肉とピーマンの炒め。


確かこれまで紹介していなかったように思うけれども、ここはずいぶん通っているお店。
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ほかのお客さんの注文を見聞きしていると麺類を頼む人が多いように思いますが、瑠璃子はほうとうとお切込みとラーメン二郎と刀削麺以外の麺は生涯食べまいと誓った聖太麺処女。
刀削麺以外の普通の中国の麺類には食指が動かないので、いつも日替わり定食を頼みます。

日替わり定食にはA、B、Cの三つがあり、AとBは単品おかず、CはAとBのおかずダブルという大変魅惑的で蠱惑的で肥満的で悪魔的な仕組み。
この日は
A=豚の生姜焼き
B=牛肉とピーマンの炒め
だったので、当然の三段論法で
C=豚の生姜焼きと牛肉のピーマン炒め
ということになります(三段論法じゃない?

AとBが多少似通ったメニューの場合は躊躇してしまいますが、それでもついつい頼むときは「C一つ!」と気張ってしまう瑠璃子哀しや。

早い午後という時間帯のせいで、店内はガラガラ。
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画面右側に階段がありますが、長らくこの先は未知の領域でした。
先日友人とこの店を訪れたとき、初めて二階に通されました。
実は結構収容人数が大きいお店です。


店員さんはみなさん中国人。
ウェイトレスのお姉さんは暇そうにレジで携帯電話をいじっていることが多いですが、前にも言った通り中国の人のその気の置けなさは瑠璃子大好き。
初めて中国に行ったときに、地元の食堂の小姐が暇そうに客室の食卓に突っ伏しているのがとんでもなく可愛
いく、それ以来許すも許さないも、中国の人がだらけている姿が面白くて仕方がない。
だらけつつもいざとなればちゃんと職務を全うする姿勢が、本当に頼もしいです。
日本の学生アルバイトが男女でイチャイチャしているのとは印象が違います。アルバイトと正社員の違いなのかしら・・・よくわかりません。

そんなこんなでC定食到着。・・・と、あれれ?おかずが一品。A定食?

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なんて、驚いたふりをしましたが、焦る必要ござんせん。
こちらのお店ではよくあることですが、午後の暇な時間帯だとおそらく料理人が一人。
さすがの中国の料理の鉄人でも、炒め物の鍋を一度に二つ振るのは難しかろう。
「モウ一品ハ、チョット待ッテクダサイ」
と言うわけです。

さて。豚の甘辛い生姜焼きと牛肉の塩系味付けのピーマン炒め。
今日の軍配は?
う~ん、ピーマン!
中華的な塩系旨みが幸せなアフタヌーンを約束してくれたわね!なんちゃって。

玉子スープとザーサイも美味。
以前はスープとご飯お変わり無料と書いてあったような気がしますが、ここのところその張り紙を見ていないような。

しかし嘆くなかれ!
十二分な盛りに、瑠璃子はいつも「晩御飯は要らないな・・・」とため息をついて帰途に就くのです。

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