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上北沢の韓国家庭料理「よしえ」。住宅街の真ん中の小さなお店で本場の味を堪能。
日替わりランチ「豆腐チゲ」700円也。 

下高井戸は食の不毛地帯である。と最近瑠璃子は気づかされた。
瑠璃子は最近韓国料理の虜である。
つまり下高井戸には韓国料理屋さんがない。

そりゃ、韓国系肉屋スタミナキングではナムル等が買えるし、焼肉屋さんも何軒かあります。
しかしね、じっくりしみじみお店の食卓で味わえるユッケジャンスープとかコムタンとか、そういったものがないのよ下高井戸には!!!

・・・とにわかに怒りを爆発させて、近隣諸駅で韓国料理は食べられぬものかと検索してみました。
すると上北沢のお店が瑠璃子の網にかかりましたよ♪
早速平日がお休みだった日に訪れてみました。

うららかな陽気なので歩いていきます。
ちょっと汗ばむほどです。
途中で銭湯を見つけ「いっそ浴びたい」と思った途端に、「韓国家庭料理よしえ」を発見。
これはアレです、焼き肉中心の韓国料理屋さんなたたずまいですが、店先には豆腐チゲの看板が。
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ガラガラっと戸を引いて入店。韓国人の女将さんがにこやかに迎えてくれました。
店内は卓が5、6脚。こじんまりとしたお店です。

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「今日のお昼は豆腐チゲしかないですけどいいですか?」
と聞かれ、否と答えるはずもありません。

「野菜、ご自由にどうぞ」
とのことで、レタスをとりわけ韓国の酸っぱい醤油タレをかけました。
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そんなこんなで冒頭写真の煮えたぎる豆腐チゲ到着。
アサリがゴロゴロと入っていて、実にじんわりと五臓六腑に沁み渡る滋味。
これを求めていたのよ、と膝を打ちたくなる本場の味。


決して派手な調理ではないし、味もわざとらしく韓国風味を主張するわけではありません。 
日本料理も韓国料理も素材と出汁でじんわり食べさせる料理が本流なんだなあと思い出させてくれる、韓国の小さな食堂そのままの雰囲気と味でした。


ちなみに・・・「よしえ」 とはこのお店の娘さんの名前らしい、とは事前のインターネット情報で知っていたものの、まだ小さい子だろうと思っていたら、
「ただいま~!」
制服を着た女の子が帰ってきました。中学?高校?これがよしえちゃんでしょう。
「今日ほんと暑い!ねえ、冷房入れようよ、だめ?なんで?」
と元気に丁々発止、お母さんと仲睦まじい喧嘩(?)を繰り広げていました。




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