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さあさあ毎度お馴染み、ジェイルだよ!
今日の注文は「チゲ」!
どんなチゲかな?寄ってらっしゃい見てらっしゃい!




無駄にハデな口上を述べた割には尻つぼみな記事になることを瑠璃子自身はすでに知っているわけですが、読んでくださるみなさんがそれを知るときももう近い

入口におかれた看板には「チゲ」とのみ書かれていたので、「チゲください」と頼みました。
「本日は豆腐のチゲですがよろしゅうございますか?」
いつもとても紳士な印象の店員さん(オーナー?)。
「ええ、良くてよ」
と、瑠璃子もついつい上流階級出身の地金が出ちまいやさあねえ!!

それでやってきたのが冒頭の写真。
写真だとあまりよく伝わらないと思うのですが、多くの韓国料理屋のチゲよりも一回り小さい鍋(トッペギ?)。
「あら。小振り」
思わずそんな声をあげそうになったけれど、上流階級のたしなみで押しとどめました。

ではいただくことにしやしょう。
韓国の平べったいスプーンは実に愛らしい。
赤いスープに薄いスプーンをすっと沈めます。何とはなしに思わず太宰治の「斜陽」冒頭を思い出したりしながらスープを口に・・・。
「あ」。

思わず声が出ました。これは旨い!
極付のシンプルな鍋で、豆腐とニラと、あとはむき身のアサリが入っているばかりなのだけれど、実にしみじみと出汁が体を駆け巡ります。

「昼、食堂でスウプを一さじ、すっと吸って瑠璃子さまが、「あ」と幽かすかな叫び声をお挙げになった。」
太宰治は瑠璃子をモデルに「斜陽」を書いたに違いありません!!
そして。
今こそはっきりとわかりました。
なぜ、「斜陽」のお母さまに、太宰は「おしっこ」などという言葉を言わせなければならなかったのか。
答えは簡単。
「チゲが失禁並みの美味しさだったから。」


・・・すみません、途中から変な記事に成り果てました
毎度のことながらジェイルは期待を裏切らない。

ちなみに夜のメニューをゲットしました!
単品もたくさんあるようでしたが、今日はまずセットメニューを。
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わお!
やっぱり上級階級なお店・・・
いつかこの店で素敵な高級コースを喰ってみてえもんでがす><





ジェ・イル
昼総合点★★★★ 4.0

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