浅草橋の友人が下高井戸に遊びに来てくれました。
「久しぶりの登場だねぇ。髪切った?」
鳥貴族へ。
淡麗の大ジョッキをカチンとあわせれば、めくるめく夜の始まり。
新しい唐揚げメニューが登場していました。
「ねえ、瑠璃子、私、鳥貴族ってほとんど来たことがないの・・・。とってもドキドキするわ!」
ほほう!それならば瑠璃子が正しい鳥貴族の作法をお伝えしよう!
まずはキャベツ!
これがないと鳥貴族の夜は始まらない。
そしてそうさね、何か串の1つ、それと唐揚げの類も満足度が高めだぜ?
「ええと、じゃあ、串はもも貴族焼きってヤツにしようかな」
「おやおや可愛い子猫ちゃん、もも貴族焼きにはタレと塩とスパイスがあるのさ!君はどれを選ぶんだいストレイシープ?」
「え~と、じゃあスパイスで。 あ!それとこの「スモーク風チキン」と「手羽元の塩唐揚げ」が食べてみたい!」
「!?」
聞きなれない料理名に瑠璃子は耳を疑った。
「スモーク風チキンに手羽元の塩唐揚げだって!?そんなメニューあったかしらん・・・」
あったんです。新しいメニューが登場していました(4月からかな?)
まずは右がもも貴族焼きスパイス味。左がスモーク風チキン。
スモーク「風」というのが非常に微妙な命名ですが、まあスモーク風味の胸肉でした。
そして手羽元の塩唐揚げ。
これが滅法旨かった。
「浅草橋の友人め・・・なかなか選び方がうまいじゃないの・・・」
日ごろよく食べる「トリキの唐揚げ」と比べると量は少ないですが味は手羽元の方が上かもしれません。
そんなこんなで大いに飲んで大いに食べて。
麒麟淡麗の大ジョッキはとても大きいのだけれど、料理とおしゃべりをつまみにしているとすぐに飲んでしまって、
「この唐揚げを食べきるには、あとほんの少し追加で飲みたいのよね・・・」
「どうせなら淡麗大ジョッキ、頼んじゃおうか?」
「多過ぎやしないかしら・・・」
「足らなくなるよりはいいじゃないの」
そんな相談を経て淡麗大ジョッキを追加注文。
すると次の料理の時にまた、
「あとほんの少し飲みたいのよね・・・」
あれよあれよというまに3、4杯。ちょっと飲みすぎました。
結論。淡麗大ジョッキは追加注文を誘う絶妙な容量である。
そんなこんなでめくるめく夜が終わる。
そして目がクルクルの朝がやってくるのでした・・・。