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さあ、やらかした夜は歌ってごまかそう!

♪ああ鉄鍋にモツ受けて
 麦酒に肉のアブラ宿し
 肥満の夢に耽りたる・・・ 

新宿 「もつなべ きむら屋」で、足の先から頭のてっぺんまで、ぎゅうぎゅうにモツを詰め込みましたorz 



「ねえねえ瑠璃子ぉ」
「なあに浅草橋の友人」
「私・・・モツ食べたい(*/∇\*) キャ
「おやおや、とんだ豚野郎だこと!! 瑠璃子も食べたい(///∇//)」 


そんなわけである日の放課後、新宿へ。
いい店があるのさ!と浅草橋の友人が先導してくれましたが、その手にはしっかとiPhoneの地図アプリ。 
浅草橋の友人も行ったことはないそうです。
会社のパソコンで検索したとかいってたけど・・・浅草橋の友人・・・暇ね。
「あったわ瑠璃子!ここよ、ここ!」
新宿駅東南口から徒歩5分、無事到着しました。
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狭い入口。入ってもやっぱり狭いお店でした。
4人掛けの卓がひぃ、ふぅ、みぃ、4卓ほど。他には一人客や二人連れ用のカウンターがありますが、全部で20名も入ればいっぱいの店内。午後六時すぎとまだ早いこともあって、先客は2組ほど。
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 さあ、何を食べようかしらと美少女二人鼻息を荒くします。
といっても実はもう決めていたんですよね。 
「すみませ~ん!食べ飲み放題お願いしま~す!」

 
このお店の食べ飲み放題は90分2980円なる由。
食べ放題の対象はモツ鍋。他にもサラダや酢モツがついてくるようですが、サイドメニューは食べ放題対象外。
ひたすらモツ鍋との一騎打ちを迫られる難易度の高い食べ放題です。


まずはミミガー的な小皿とキュウリのピリ辛和えが出てきました。
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そしてもつ鍋が登場しました。
こちらのお店には「塩」「醤油」「白味噌」の三つの味があり、食べ放題の間は別の味に変更することは出来ない様子。
瑠璃子たちは醤油を対戦相手に選択し、90分一本勝負に突入。
早速野菜類を鍋というマットに沈め、勢いよく煮立てます。CIMG5674
う~ん、いい香り!
東京ではなかなかお目にかかれないトロトロとした生モツが瑠璃子たちの白く細い喉の奥へと流れ落ちていきました。
モツを食べる喜びには、ステーキや焼き肉とは違った独特の達成感がありますね!


「うわ~い、モツ追加下さ~い
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いやん、グロテスティケー!
赤い部分はハツだったかしら。
トロトロの生モツを煮過ぎた鍋がどんどんドロドロになって行きます。
煮詰まりだしたら煮汁の追加もOKです。
ひたすら醤油のタレでモツを煮込んでは摂取していきます。
なんだか悪徳の坩堝の様相を呈してきました。


それでもしっかり煮えると綺麗な白い鍋に変身するから不思議です。
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こうして浅草橋の友人と瑠璃子の欲望と悪徳を煮詰めた鍋の夜は更けていきました。
お腹苦しく、酔いも回り果て、実に反省すべき夜だったというべきでしょう。

「過食は不健康の元だわね」
「倫理的にもイケナイ気がする」
それでありながら、また口がモツを求めているのは何故・・・?嗚呼、罪、嗚呼。





きむら屋 新宿南口
夜総合点★★★☆☆ 3.2

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