CIMG6777
「乾パンがなければご飯をたべればいいじゃない」とマリーアントワネット。
なるほど、同じ高貴な美女仲間としてはうなずかざるを得ない卓見です。
非常食としてアルファ米を入手。いざというときに食べ方が分からないと困るので実食してみました。



いつ来るかわからない、それも自分の生きているうちに来るかどうかもわからない災害。
備えがあるに越したことはないけれど、毎日ヘルメット着用で災害に備えるというわけにもいきません。
となれば、防災の第一はほどほどの備蓄。そして「何を用意すればよいのか」「いざというときにどう行動するか」を想定しておくこと自体が大切になってきそうです。先日ラジオを買い、死蔵していても仕方ないのでしょっちゅうイヤホンで楽しんでいます。
このように日常と防災準備をうまくリンクさせれば、経済的防災意識が培われるのではないでしょうか。


そんなわけでこの日。
アルファ米を晩御飯に選んでみました。
どこにでも売っているものではなく、近所のスーパーは取扱い無し。
新宿の東急ハンズと登山洋品店に置いてあったのでいくつか買ってきました。

CIMG6631

尾西とサタケがアルファ米の二大資本のようで、特に尾西の方が老舗で人気があるのかな?
白米は一袋294円、味付きのご飯は360円前後と、大量に備蓄するにはちょっとお高い。
もし不味ければ保守反動的乾パン主義者になろうと思って、まずは試しに3袋買ってみました。
もっともアルファ米って糒(干し飯)でしょうから、むしろ乾パンより古い伝統食と言えなくもない。

白米は近いうちに食べ比べをしてみることにしましょう。
今日は「尾西の五目ごはん」!
CIMG6777

 

作り方はいたって簡単。袋の裏面にある通り、お湯かお水を入れてふやけるのを待つだけ。
CIMG6778



どうせならばガスが停まったと仮定して、お水で調理してみましょう。
ハサミもどこかに行ってしまったと仮定して、ビリビリと手でちぎりあけます。

はい、中身はこんな感じ。
CIMG6780
昨晩のお米、出しっぱなしにしてたらカラカラに乾燥しちゃった、という感じ(その徹底して乾燥させた感じ)。
茶色や赤が交じっているのは五目御飯だからです。
スプーンと脱酸素剤を取り出します。
CIMG6783
袋の内側に注水線が印刷されていました。この線まで水をドポドポと注ぎ込んでみましょう。


乾燥したお米は軽いので、一部がぷかぷか浮いています。さあ、ここからはひたすら忍耐の世界。
お湯ならば15分、しかし水だと60分待たねばなりません。
CIMG6787


チャックがついているので、うっかり中身をこぼすことのないように、しっかりと閉めて放置。
 CIMG6788


「あああ、気になって何も手につかないよ~」

5分経過の段階で中を見てみました。
お!すでにお米がぷっくり膨らんでる状態!
しかし袋を傾けると底の方にはまだ水がだいぶ溜まっています。ああ、あと55分の我慢。



 ・・・はい、終了~!
定期試験よろしく大きな解放感に包まれて開封!
やや!もう水が完全になくなっていますよ!
5分の段階ではグジュグジュに膨張していたお米も、しっかり炊き立てのお米サイズに体を絞ってきました。
CIMG6796
 

よく観察するためにお茶碗に盛る。結構大盛りです。そしてしっかりちゃんとご飯になってる!
CIMG6801
 

パクリ。モグモグ。
美味し~い!!!
ちょっとびっくりの完成度。冷えた炊き込みごはんそのまま。
おかずが無くてもこれだけで食べられる味付け。
途中でお腹がいっぱいになるほどの量です。

なるほど。これは人気が出るはずだ。
調理(?)に60分かかるのが難点ではありますが、食事は心に余裕をもたらすもの、楽しみという付加価値のある非常食として、備蓄の価値ありと判断しました。

米の基本は白米とはいえ、おかずを別に用意する必要のない味付きごはんシリーズが好ましく感じます。
カレー、ピラフ、チャーハン等いろんな味が出ているみたい。
そうね、今度いろんな味付きご飯を備蓄することにしよう。