CM音楽の魅力は、映画の予告編の魅力に通じるものがあると思う。
一部だけを切り出して聴かせる。
だから切り出し方によっては同じ曲が良くもなるし悪くなることもございましょう。

今日のCM音楽は「興福寺国宝特別公開2013」。






瑠璃子は奈良が好きである。
興福寺の壮大な五重塔が好きである。
吉本新喜劇の花紀京に似ている阿修羅像も好きである。

けれどこのCMのように「奈良ではじめて、通じる祈りがある。」なんて腐ったインキンタムシみたいなコピーを持ち出されたら気持ち悪くて困っちゃう。そんなコピーはさっさと塵芥箱に捨てちゃいなさい。

それでもこのCMの音楽はちょっと気になるのよね・・・。
普段は嫌いなのっぺらぼう的なナレーションの声も、悲しみが疾走するような音楽に歩調をあわせ、「南円堂創建千二百年」「秘仏不空羂索観音菩薩」と漢語を畳みかける様は結構キマッてるわね。



こちらの30秒バージョンは間延びしてしまって、ナレーションの余計な演技が鼻につくけれど。
 



あああ、何だかまたぞろ不敵な鹿たちに思うがまま嬲られに行きたくなってきちゃったわ・・・。
興福寺が余計な秘仏商売を始めたから行きにくくなっちゃったわね。
でも・・・不空羂索観音菩薩、ちょっといい顔してるわね・・・