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最近ちょっと荒ぶったごはんが多かったので、お上品なランチを楽しみたいわ。
下高井戸商店街随一のお上品和食「眞太」。
マダム垂涎の安くて豪華なコースを昼食で頂きましたの。




先日の京王線ダイヤ大幅変更以来、下高井戸の踏切が大変なことに。
カンカンカン・・・と鳴りだしたら、特急、特急、各駅停車と、通常でも3本は待たねば再び開かぬ開かずの踏切。
そのせいで瑠璃子は、踏切の北に住むが故に南側に行くことがすっかりおっくうになってしまいましたが、美食を求めてならばどこまでも行くのがゲルトン。
「姉貴、先日姉貴が見つけたって南側の店、行ってみやしょうぜ」
「・・・踏切がねえ・・・」
「姉貴、大儀ぶってて色っぽいのは楊貴妃並みのデブだけですぜ」
同居人の妹分にしてリアル妹のゲルトンにそう発破をかけられれば重たい腰を上げないわけにはいきません。
「瑠璃子を楊貴妃並みの美貌というのは認めるけれど、楊貴妃並みの福々しさというのは我慢がならないわね!」


踏切を渡って日大方面へ。ラーメンの「日高屋」、ハンバーグの「紅矢」、瑠璃子の酒蔵「鳥貴族」、馴染みのお店をすり抜けてカレーの「ココ壱番屋」。その先に白地に筆書きの看板が見えるでしょうか。
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足元に可愛らしい行燈(?)が出ているお店が今日の目当ての「眞太」です。
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お店は2階。カウンターが数席と、卓が15席ほど。全部で20名弱のお店が、11時30分のランチ開始と同時に満席。お客は全員近所のお上品なマダム連です。
「ゲルトン、味はまだわからないけれど、これだけのマダムが集っているということは「お得感」か「ステータス感」のどちらかには絶対ありつけそうな予感ね」
「そんなことよりさっさと食い物を決めましょうや。腹が減ってしょうがねえ」
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単品もあるお店ですが、どうやらコースが人気&お得。
1500円からコース料理があり、主菜の違いで値段が変わってくるようです。
本日のおすすめ主菜はそこそこの値段ですが、美味しそうなものがずらり。
「ゲルトン、それぞれ別のものを頼んで分け合うというのはどうかね」
「名案ですぜ。では通常メニューの「鯛刺し、しゃぶ」コース2000円と、本日のオススメ主菜「仔羊利休焼」コース2800円てなあどうです?」



主菜が違うだけなので、しばらくの間は二人とも同じ料理が運ばれてきます。
まずはちょっとした前菜。
胡麻豆腐と、シンジョ、そして菜っぱのお浸し。
一口二口サイズですが、どれもこれもしっかり作られた感じが次への期待感を煽ります。
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茶碗蒸しの青のり掛け。
茶碗蒸しの上に青のりがどろりとかけられています。みたことのない姿。海苔の下は見慣れた茶碗蒸しになっています。海苔のいい香り!
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サクラエビと生しらす。これが絶品!
エビもしらすも1~2cmの小さな体。そのどこにこれだけの濃厚な磯の旨みをため込んでいたのかとため息が出るほどです。
「姉貴、こりゃうめえ!単品でサクラエビ丼と生しらす丼ってのもありやすぜ!いっちょ頼んじまいやすかね?」
「待てよゲルトン。コースはまだ続くんだ。今から単品を注文しちまうのは危険が危ねえってもんだぜ」
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天ぷら。春の味を衣でふわっと閉じ込めました。フキノトウはじんわりと苦く、ピーターコーンは粟粒ほどの実の行列が舌の味蕾を悩ましく苛め抜く逸品。
「これでもかと出てきやすね・・・だいぶ腹がいっぱいになってきやした」
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さあ、そしてメインの登場です!
まずは仔羊の利休焼。利休焼きというのがどういうものか知りませんが、現物から推測するに、醤油の甘辛いタレで焼いて、白ごまを散らしたもののようですね。
「ああゲルトン・・・羊というのは実に実り豊かな初夏の味がするね」
「実りが豊かなのは秋じゃねえんですかい?」
「ばか、初夏のようにじんわりと暑く、でも心が浮き立つような味ってことだ!」
「へええ。おっとあばら肉頂きぃ♪っと」
ゲルトンを夢中にさせる美味しさです。
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続いて鯛の刺しとしゃぶ。
左方の皮付きがしゃぶしゃぶ用、右方の桃色がお刺身です。
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出汁を張った鍋が温まってから、シャブリシャブリと軽く鯛の身を泳がせる寸法。
「しかしゲルトン・・・しゃぶしゃぶって、やったことがほとんどないのだが・・・」
「あっしもよくわからねえ・・・」
泳がせすぎてしまったり、生々しくて刺身とあまり違いが無かったり・・・。しゃぶしゃぶ、難しいよお><
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さて、メインが終われば締めのご飯。
ふんわりと擂られたトロロ。その上に青のりが薫り高くのせられています。
ご飯にどしゃっと掛けてズルズルと口に運びます。
「土俗的な旨みだね」
「味噌汁もうめえ」
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とろろの量に比べてご飯が少ないと思ったら、お櫃が出てきました。
「ご飯、足りなかったらどうぞ」とのことで、あり難くねばねばした茶碗にご飯を追加で放り込みます。
「ゲルトン、喰ったね。これは大変な満足だ」
「さすがに単品の丼は入らねえ」


一番最後にお茶とデザート。
スイカとケーキが一切れずつ。
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みなさん。いかがでしたでしょうか。
メインを「胡麻醤油づけ鯛刺し」にすると、他のしらすや天ぷらやご飯は同じ内容で1500円。
マダム感激の上品で盛りだくさんのとびっきりなランチ。
次回は瑠璃子もづけ鯛の究極のお得感に震えたいと思います。

下高井戸の和食屋で一番のオススメ。
予約必須です(結構飛び込みのお客さんを断っていました)。




和食 眞太
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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