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金沢の街中にはいろいろな時代のいろんな建物がずらり。
北陸の小京都の名は伊達ではありませんでした。
 


「なあ瑠璃子。もし世界が明日終わるとしたら、君はどこで何をする?」
「ノドグロ君・・・真っ白な部屋であなたと二人、世界が壊れてく音に耳を澄ませていたい・・・」

「・・・瑠璃子?ねえ、瑠璃子ったら!」
突然顔を覗き込まれて思わず瑠璃子はのけぞった。
「わわっ!ど、どうしたの浅草橋の友人!」 
「それはこっちのセリフよ!ずっと心ここに在らずって感じじゃない!」 
「だ、大丈夫よ!さあ元気に行こう!」
どうしよう、ずっとカレのこと考えちゃってる。
ううん!そんなの一時の気の迷いだわ!
金沢の街並みが見せるつかの間の白昼夢。
夏の妖精のいじわるないたずら。
瑠璃子はぶんぶんと頭を振って、元気すぎる一歩を踏み出した。
「ほら浅草橋の友人!置いてっちゃうぞ☆」



・・・・・・それにしても金沢の町はなかなか趣きがありました。
駅前から兼六園へ向かう道すがら、古い建築物が鈴なり。
その他の場所でもいろんな時代のいろんな建物が金沢には並存していました。
空襲に遭わなかった町・金沢。そのことを実感させる街並みです。
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木造の三階建てってのは血を滾らすものがありますよね。
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こちらは改装された姿?それとも結構新しい?
喫茶店です。金沢近辺の瓦屋根は真っ黒なのが印象的です。
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文化住宅的な香りをビンビン感じます。
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お寺が密集する寺町の台地には、夏の日の陰影がよく似合う小路も。
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前田利家をまつっている尾山神社。折衷様式がレトロな魅力。
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金沢の半分は歴史と哀愁で出来ている。そんな感じの素敵な静かさです。


続く