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風のうわさによると「つけ麺的な蕎麦」を出す店とのこと。
「それってもりそば・ざるそばのこととちゃうんかい」と敵愾心満載で訪れたら、・・・ほほう、そうか、なるほどね~。 
市ヶ谷の「新日本蕎麦じーにあす」にてつけめん的な蕎麦「合鴨せいろう」650円。
 



市ヶ谷駅から靖国通りをどんどん登っていき、麹町郵便局を超えたあたりの角地。
そこに「新日本蕎麦じーにあす」はありました。
シャレオツな店構え。カフェテリアやバーといった雰囲気です。
小道をはさんで向かいのカフェ・ド・クリエの方が地味な印象。
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店頭にランチメニューが。さあ、入ってみましょう。
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「イラッシャイマセ~」
「!?」
瑠璃子を迎え入れたのはどうみても欧米のご婦人。
「ボンジュール、マダム」
「ボンジュール、マドモアゼル」
むしろそういう応答があってしかるべきといった方がラーメン屋的なカウンターの中にいると、はて、ここはどこだったろう?パリ? 

アジアの店員さんはいまや日本の原動力と言ってもいいほどですが、欧米の方はあまり見かけませんね。アルバイト?いや、ひょっとして・・・。
「するってえと、おめえさんが江戸っ子のおいらに蕎麦を食わせようってのかい?こいつぁおもしれえ!それじゃあひとっつ、フランス産の合鴨使用ってぇ「合鴨せいろう」をくんな!」
マダムの笑みは自信にあふれていました。
「ヘ!アンマリ美味スギテ、チビッテ馬鹿ニナルナヨ!」(言うまでもなく脚色


厨房には欧米系っぽいお兄さん。マダムのご主人?もしかすると欧米夫妻のお店なのかな。
この店のオシャンティな雰囲気は欧米仕込みでしたか。
日本のそばに開眼した海外の舌が、日本人の凝り固まった味覚をどうとろかしてくれるものか、俄かにワクワクです。
 

はい、おそば登場。
ほほう。市松模様のお皿に蕎麦が盛り付けられています。ザルは敷かれていません。
そばの上には青ネギならぬ白ネギが散らされており、薬味というよりは香辛料の刺激です。
一本をちゅるりと噛んでみる。弾力のある歯ごたえです。
「うむ、で、つゆは・・・?」


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つゆが暖かい!醤油色のつゆの底に合鴨の切り身が何枚も沈んでいます。
「なるほど、これはざるそばやもりそばの類ではない、麺がそばのつけ麺だ」
鼻を近づけてみると、
「!?」
こ、これは花椒の香りじゃないか・・・!
舐めて確認。甘さ控えめの醤油のつゆに、花椒がふんだんに振りかけられているようでした。
マダムが「良ければ追加でどうぞ」と花椒の瓶を差し出してくれました。 

蕎麦に花椒。「有り」だ。

美味しく食べ終わる頃、ティーポットのような可愛い水差しで蕎麦湯も出てきました。

接客もにこやかで料理も「新日本」らしい工夫があって美味しくたいらげました。
「旨かったぜ!また来らぁ!」
「マイドッ!」


 
新日本蕎麦じーにやす
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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