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代田橋の「世界の龍ちゃんよしき坊」。
いったいなんちゅう店名でしょう。
散歩の途中ひょんなことから見つけまして入店す。
得体のしれないお店の自信溢れる担々麺。

 



 代田橋をフラフラと散歩しました。
いやでも目立つ和田堀給水所を外からつま先立ちで観察。
年代がかったカッコいい建築です。 今でも現役なので、年に1~2度しか開放日がないようです。
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代田橋駅から遠望。
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その代田橋駅のホームの柱に派手なラーメン屋の宣伝を発見しました。
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「勝ち残った担々麺」「もう歯はいらない」「代田橋に住んでいてこの担々麺を食べないのは、沖縄に行って海を見ないようなもの」

すごい文句が並んでいます・・・。店名「世界の龍ちゃんよしき坊」。

代田橋に住んでいないし沖縄に行ったこともありませんが、どんなお店なのか確かめてみたい。
代田橋駅を出て甲州街道を渡り、突然現れた小さな沖縄タウンのただ中へ突撃しました。
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代田橋に沖縄タウンあり、とは聞いていたものの、初めての訪問です。
首里製麺という沖縄そば屋さんがありました。そして、この屋内商店街。
「大都市場」。めんそーれと言われなくても入っていきたい怪しい雰囲気。
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この小路を入ったすぐ右手に「世界の龍ちゃんよしき坊」はありました。
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う~む、外壁一面の激しい自己主張・・・。
さまぁ~ずが絶賛、とか嵐の番組に出た、とか有名なお店のようです。
意を決して入ってみました。すると落ち着いた素敵な狭小空間。
カウンター5~6席だけの押入れみたいなお店。
「いらっしゃいませ」とカウンターから顔を出す大将も、とても外壁の装飾を嬉々として作り上げたようには見えない柔和な笑顔。

あれ~店内にメニューが見当たらず。そこで「店の外の看板にあった担々麺を」と注文。その進化系の「ブラック担々麺」をお勧めされたので、それにしてみました。

出てきた担々麺の姿は実に端正でした。
担々麺を日頃あまり食べないのでわからないのですが、濃厚な胡麻の味が実に美味しい。
トロトロのチャーシューが絶品。お箸で持つと崩れるほど柔らかく、口に運ぶとこちらの頬もにっこりと崩れます。

「これを入れるとまた味が代わって良いですよ」
と花椒粉が出てきました。振りかけて食べてみれば、なるほどこれはいい。胡麻の味をピリッと引き締める筋が一本通る感じです。


はじめは怖いもの見たさでしたが、納得の美味しさでした。
どうやら担々麺専門店ではなく、普通のラーメンもあるようですので、今度は是非塩ラーメンでも試してみたいところ。

ふらりふらりと代田橋の住宅街を散策してから帰途につきました。
代田橋、古めの街道建築が残っています。
なかなか面白く、なかなか美味しかったです。

↓古臭い建物が現役。
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↓典型的な看板建築、でしょうか。
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世界の龍ちゃんよしき坊
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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