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瑠璃子御用達、博多の馴染みのラーメンと言ったらここ。
といっても二年ぶり位の訪問かもしれません。
博多駅筑紫口徒歩1分の「おっしょいラーメン」。
豪華に具が載った「山笠ラーメン」680円をずずっと啜り上げました。







博多に来るたびに、「今度こそ地元民の愛好ばしおる本物の博多ラーメン食べたか!」と思うのですが、毎度毎度下準備不充分のため、これといった名店の当てもなく、結局は自分の足と勘に頼ることになる瑠璃子。

どうしても行動範囲が狭いために、中洲や博多駅周辺で探すことになります。
いつも博多駅の周りを「こっちがクサイわ!」「この通りが地元的だわ!」とグルグルウロウロ。
たいていは徒労。
「じゃあ、まあ、今回も「あそこ」にしますかしらね・・・」
本当は最初から「あそこ」が気になっていたのですが、どうにも「あそこ」は美味しすぎるのです。
東京者の口に合いすぎるラーメンは、きっと地元民愛好のラーメンではない!という極めて卑屈な発想により、いつも直行できないのです。
直行しないことがすでに博多滞在の通過儀礼みたいになっています。

JR博多駅。
ファサードが派手に改築された博多口(中洲方面)ではなく、古臭い昔のまんまといった感じの「筑紫口」を出ます。
線路(新幹線の高架)に沿って、ほんの数十メートル行くと、右手の角地にあるのが「おっしょいラーメン」。
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「こだわり とんこつらーめん」なるノボリが立っていますが、それに対して胡散臭げな気持ちを抱くのが儀礼の重要な一環です。
「何だか小奇麗過ぎるし立地も良すぎるのよね。所詮観光客向けでしょ。瑠璃子は地元民愛好のお店を探しているの。空調は換気扇のみで壁と床はデロンデロンに汚れている本物のお店を探していたのだけれど、タイムアップになったから仕方なく入店するのよ!」
イヤイヤ感を出しながらお店の扉を開けるのが大切です。

「あれ・・・?」
ここ数年訪れていなかった間に改装されたような気がします。
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店内がいよいよ綺麗になり、食券機が導入されています。以前からそうだったような気もしますが、やっぱり最近新しくなったような気もします。
「はっきりしないお店ね!」
はっきりしないのは自分の記憶なのですが、一貫して腹立たしげにふるまうことが肝心です。

「ラーメン」は530円。
ですが、味付卵が載った「山笠ラーメン」を気張っちゃいましょう。
食券を買い、愛想の良いおばちゃんの店員さんに手渡します。
「硬めでお願いします!」 
卓上には各種調味料。紅ショウガと高菜が気分を盛り立てます。


やってきました。山笠ラーメン。
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ホホホホと頬が緩み笑みがこぼれますが、そんなことではいけません。
「本当は地元民愛好の・・・(略)」と口元を引き締めて食事にかかります。


どれどれ、麺を引っ張り出してみましょう。
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それなりの太さがある、博多ラーメンにしては中太の麺です。
硬めの注文通り、瑠璃子好みの硬めの出来上がり。
 
ああ、東京の博多ラーメンとよく似た食べやすい美味しさだわ・・・。

思わず替え玉でぇい!現金100円と交換で持ってきてくれます。
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たっぷりのネギがいいねといったからおっしょいラーメン記念日。


替え玉後は紅ショウガと高菜をぶちまけ、白いスープのキャンバスを大胆に色付けしていきます。
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すりニンニクも投下。
今日だけは「美少女たるものニンニク臭くてはいけない」の美少女憲法を忘れさせてネ


いやあ、満足満足。
これを食べないと博多に来た気がしません。
その割にはこのお店で食べることに納得がいっていない自分がいるのは否めないですけどネ・・・。


博多駅前の一等地。チェーンみたいな綺麗なお店。愛想のいい店員さん。東京で食べる博多ラーメンに似た口に合いすぎるスープ。
そのどれもが、「地元民の味覚に肉薄したい!」という瑠璃子の野望に反するのですよね・・・。
なんといえばいいんでしょうかね。
米国で「これぞ現地の食事ってものを食べさせてください」と頼んだらマクドナルドが出てきたみたいな。
食べたら「マクドナルド、美味しい・・・」みたいな。
本場には違いないけれど、ちょっと違うのよねえ・・・みたいな。
軽い違和感?軽い屈辱感。


それでも瑠璃子は今後もこのお店に通うことでしょう。
だって、結局どう御託を並べたって、美味しいものは美味しいのだもの・・・ねぇ?



 
おっしょいラーメン
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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