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霞ヶ浦のほとりに住まうロリ先生が東京にご来駕。
先生をご接待申し上げるのに瑠璃子の飲食店リストはあまりにも貧弱だから、
「先生~♪ 素敵な韓国料理屋さんを教えて下さい

新大久保の鶏ドナルドへ。
食べましたとも、鶏。








「エッヘン!じゃあ鶏ドナルドに行ってみようよ♪」とロリ先生。
なんでしょう、それ。
「韓国語で鶏はタク。鶏の丸揚げなんかを出しているお店だよ♪」
「鶏ドナルド・・・タクドナルド・・・」
洒落!「ケン鶏キー」なんてお店も韓国にはありそう。 
鶏と来れば大歓迎、さあいざ悪の帝国主義的寡占企業(に似た名前のお店)へGO!


新大久保駅に降り立ち、北口の目の前の通りを延々東へ。
韓国街も尽きようかという頃、遠くの2階に〇〇ドナルドの看板が。
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道端には電飾看板も立っています。
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雑居ビルの2階。お客も少なかろうと思いきや、店内満員。
先生の功徳で何とか一隅に席をゲット。
薄暗い店内に日韓の若者がぎっしり詰まって鶏の韓国風唐揚げを賞味しています。

さあ、メニューを見てみましょう。
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 鶏肉は基本的に1羽か半羽単位の注文のようす。
1羽だと2500円、半羽だと1400円。
味は韓国風のカリッと揚がったフライドチキンから、ヤンニョムチキン、オーブン焼き等いろいろあるようです。
半羽二つでも2500円だというので、フライドチキン半羽、ヤンニョムチキン半羽を注文しました。


ロリ先生は韓国のお酒にたっぷりの愛情をお持ち。
韓国料理屋に入れば、まずはチャミスルをオチョコでグイッと乾杯しないと気が済まないお方です。
その先生が、
「瑠璃子はビール?あたしもビール」
「せ、先生!?チャ、チャミスルは!!?」
美幼女はチ、チ、チ、とアメリカンに指先を振ると、
「韓国ではフライドチキンはビールで飲むと決まっているのよ、エッヘン♪」
へぇ~。そういう習慣なんだそうです。
確かにソウルでピンデトック(チヂミ的なもの)を食べたとき、お店の韓国人全員がマッコリを飲んでいました。
瑠璃子は何を食べるときでもビール文化果つる東海の小島出身であることを強く意識させられますな!
ちなみに和洋中韓なんでも食べられ何でも飲める日本の居酒屋的なお店は韓国にはあまりないらしいです。
「暑気払いにパーッと飲みたいな!フライドチキンでも食べに行こか!」という時にはフライドチキン屋へいってビール。
「鶏の次はチヂミが喰いたいな!」となるとチヂミ屋さんへ行ってマッコリ。

中国や韓国の繁華街で「日式居酒屋」を見ることが最近は多く、あれっていったいどんな料理を出しているんだろうと思っていましたが、日式居酒屋というのは「ここで鶏もチヂミも食べられますよ」という意味なのかもしれないですね。



それにしてもビールはどうしても高い。結局2杯目からはチャミスルの類似品「チョウムチョロム」に。
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しばらく待ってようやく鶏肉が出てきました。
冒頭写真がフライドチキン。そして下の写真がヤンニョムです。
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「先生!特盛ですね!」
愛らしいモミジの手を油まみれにしてがっつく先生。
フライドチキンはカリッとした厚い衣に甘い味。何だか鶏肉に砕いたカルメ焼きを付着させたみたいな味と食感です。
ヤンニョムもやはり甘い。ただしこちらはコチュジャンの辛さとうまく絡み合った、ピリ辛な甘辛味。
どちらが好みかと言われれば圧倒的にヤンニョム。
結局二人では食べきれず、残りを包んでもらってお持ち帰りとなりました。



本来ならば松戸のギャル先輩もお越しいただける予定だったのですが、多忙の上にも多忙とのことで御欠席。
「韓国文化に敬意を表して梯子しますか!」と思ったけれどロリ先生は翌日が早い。

他日、必ずやギャル先輩もお招きして盛大にやらかすことを誓い合ってお別れしました。





鶏ドナルド
夜総合点★★☆☆☆ 2.8

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