ケネディ下高井戸店 メガビッグサーロイン500グラム他
ケネディ下高井戸店 メガビッグサーロイン500グラム、ミディアムレア。1400円
ゾル豚中将がまた遊びに来たので、用心して財布の口を固く縛った。
中将と居るといつも大金を大量の食料品に変えてしまう傾向があるので警戒が必要だ。
「よく遊びに来たね。今日は家で質素に食べよう」
「げへへ、瑠璃子お姉さま、いいもの見せてあげまさぁ」
中将が差し出したのは、「ステーキ＆カフェ ケネディ」の半額券だった。
「こ、これは・・・！食べたものが半額になるというあの魔法の・・・！！」
「さあて姉様、財布はちゃんと持ちましたかな？」
今日も中将の計略に嵌った。
そんなわけで甲州街道沿いの「ステーキ＆カフェ ケネディ下高井戸店」へ。
場所はラーメン大より10メートルばかし桜上水寄り。
夕方の早い時間に入店すると、まだ誰も居ない。
ちなみにこの日は月曜日で、ラーメン大は定休日だったのだが、瑠璃子と中将の前を歩く女子大生二人が
「体が求めてるよ」
「もう、おかしくなっちゃう！」
「はやく大きいの頂戴！！」
と騒ぎながらラーメン大の前まで来て、当然定休。ズゴーッ！と顔からすっ転んでましたwwwwwwwかwwわwwいwwいwwwwww
「ラーメン大なんて庶民の食べ物でさぁ」
「そ、そうね
」
「田舎の人間、いや田舎の猿じゃなきゃ、ただ豚骨を煮ただけの料理なんざ食えやしませんよ」
「そ、そうね」
「あんなところにしょっちゅう通うようならお里が知れるってもんでげすぜ。ははは、親の顔がみてみてえや」
「そ、そうね」
そんなわけで姉妹で肉を焼いただけの料理屋に入る。
今のところ、最重要検討課題はメガビッグサーロイン500グラムをレアにするかミディアムレアにするか、だ。
また、有料トッピングを頼むかどうか、だ。
その辺りの検討には大変時間がかかるので、まずは店名がついた「ケネディサラダ」というのを注文する。
これを食べねばケネディストではない！と書いてあるが、逆にいえばこれを食べればとうとうケネディストになれるのかしらと瑠璃子の薄い胸は期待で一杯だ。
ケネディサラダ（2～4人前） 980円
高いな～・・・けど野菜たくさん、ハムやアボカド、クルトンにあれやこれやと大量に盛り付けられて、これはさすがに美味ですの。ドレッシングはシーザーサラダ系統。
かなり満腹。そして念願のケネディストに！！ケネディスト姉妹！
ちなみに懸案の肉問題であるが、検討の結果、
中将・・・メガビッグサーロイン500グラム、ミディアムレア
瑠璃子・・・メガビッグサーロイン500グラム、レア
ということとなり、加えて緊急事案となっていた有料トッピング関係についても、ブルーチーズなどの頼もしい方々を食卓に勧請することで決着を見たのであった。
メガビッグサーロイン500グラム、レア
肉塊摂取協力隊の皆さん。
おろしニンニク、わさび、マヨネーズ、タバスコ、ブルーチーズ等
ところで肉の焼き具合が５段階だかに分かれているみたいだけど、レアとミディアムの間の「ミディアムレア」にかなり火が通っていて、これがミディアムレアならウェルダンは炭ではないかと思われるほどに充分ミディアムな感じだったが、これはきっと気候や株価や現代哲学や調理人の腕に理由があるのかしら。
レアは大変血が滴っていて、それにかぶりつく薄幸美少女瑠璃子の、割と猛々しいところもある隠された一面を暴いたのであった。
しかしね、なんていうかな～、半額券がないとやはり来ない程度の味だったわね・・・。
味がどうも単調で。
まあ一番安い肉種しか注文していないからかもしれないけど。
ゾル豚中将は身の丈が２メートルにほんの50センチ程度及ばない位の巨人なのに、メガビッグ500グラムが入りきらないと抜かし始めた。
仕方ないので瑠璃子が慈悲心を以って中将の跡を継ぎ、その上でケネディストとしてステーキ以外の味も見ておかねばならないと気づいたので、ハンバーグを頼んでみた
モッツァレラチーズハンバーグ160グラム。
調子に乗って頼んだ瞬間に満腹中枢の針が振り切れてしまっていることに気づいたけど、庶民ではなく高貴な美少女として、お腹ではなく舌で食品を愛でる瑠璃子だったので、ハンバーグの味を一口味わってみたい欲望は捨てられなかったのでした。
満腹に満腹を重ねて逃げるように帰宅。
まあ、半額券があれば、そのうちまた行くかも、ね・・・
ゾル豚中将がまた遊びに来たので、用心して財布の口を固く縛った。
中将と居るといつも大金を大量の食料品に変えてしまう傾向があるので警戒が必要だ。
「よく遊びに来たね。今日は家で質素に食べよう」
「げへへ、瑠璃子お姉さま、いいもの見せてあげまさぁ」
中将が差し出したのは、「ステーキ＆カフェ ケネディ」の半額券だった。
「こ、これは・・・！食べたものが半額になるというあの魔法の・・・！！」
「さあて姉様、財布はちゃんと持ちましたかな？」
今日も中将の計略に嵌った。
そんなわけで甲州街道沿いの「ステーキ＆カフェ ケネディ下高井戸店」へ。
場所はラーメン大より10メートルばかし桜上水寄り。
夕方の早い時間に入店すると、まだ誰も居ない。
ちなみにこの日は月曜日で、ラーメン大は定休日だったのだが、瑠璃子と中将の前を歩く女子大生二人が
「体が求めてるよ」
「もう、おかしくなっちゃう！」
「はやく大きいの頂戴！！」
と騒ぎながらラーメン大の前まで来て、当然定休。ズゴーッ！と顔からすっ転んでましたwwwwwwwかwwわwwいwwいwwwwww
「ラーメン大なんて庶民の食べ物でさぁ」
「そ、そうね
」「田舎の人間、いや田舎の猿じゃなきゃ、ただ豚骨を煮ただけの料理なんざ食えやしませんよ」
「そ、そうね
」「あんなところにしょっちゅう通うようならお里が知れるってもんでげすぜ。ははは、親の顔がみてみてえや」
「そ、そうね
」そんなわけで姉妹で肉を焼いただけの料理屋に入る。
今のところ、最重要検討課題はメガビッグサーロイン500グラムをレアにするかミディアムレアにするか、だ。
また、有料トッピングを頼むかどうか、だ。
その辺りの検討には大変時間がかかるので、まずは店名がついた「ケネディサラダ」というのを注文する。
これを食べねばケネディストではない！と書いてあるが、逆にいえばこれを食べればとうとうケネディストになれるのかしらと瑠璃子の薄い胸は期待で一杯だ。
ケネディサラダ（2～4人前） 980円
高いな～・・・けど野菜たくさん、ハムやアボカド、クルトンにあれやこれやと大量に盛り付けられて、これはさすがに美味ですの。ドレッシングはシーザーサラダ系統。
かなり満腹。そして念願のケネディストに！！ケネディスト姉妹！
ちなみに懸案の肉問題であるが、検討の結果、
中将・・・メガビッグサーロイン500グラム、ミディアムレア
瑠璃子・・・メガビッグサーロイン500グラム、レア
ということとなり、加えて緊急事案となっていた有料トッピング関係についても、ブルーチーズなどの頼もしい方々を食卓に勧請することで決着を見たのであった。
メガビッグサーロイン500グラム、レア
肉塊摂取協力隊の皆さん。
おろしニンニク、わさび、マヨネーズ、タバスコ、ブルーチーズ等
ところで肉の焼き具合が５段階だかに分かれているみたいだけど、レアとミディアムの間の「ミディアムレア」にかなり火が通っていて、これがミディアムレアならウェルダンは炭ではないかと思われるほどに充分ミディアムな感じだったが、これはきっと気候や株価や現代哲学や調理人の腕に理由があるのかしら。
レアは大変血が滴っていて、それにかぶりつく薄幸美少女瑠璃子の、割と猛々しいところもある隠された一面を暴いたのであった。
しかしね、なんていうかな～、半額券がないとやはり来ない程度の味だったわね・・・。
味がどうも単調で。
まあ一番安い肉種しか注文していないからかもしれないけど。
ゾル豚中将は身の丈が２メートルにほんの50センチ程度及ばない位の巨人なのに、メガビッグ500グラムが入りきらないと抜かし始めた。
仕方ないので瑠璃子が慈悲心を以って中将の跡を継ぎ、その上でケネディストとしてステーキ以外の味も見ておかねばならないと気づいたので、ハンバーグを頼んでみた
モッツァレラチーズハンバーグ160グラム。
調子に乗って頼んだ瞬間に満腹中枢の針が振り切れてしまっていることに気づいたけど、庶民ではなく高貴な美少女として、お腹ではなく舌で食品を愛でる瑠璃子だったので、ハンバーグの味を一口味わってみたい欲望は捨てられなかったのでした。
満腹に満腹を重ねて逃げるように帰宅。
まあ、半額券があれば、そのうちまた行くかも、ね・・・
」って抱きしめたくなる（？）。
