下高井戸外伝~むしろ刀削麺食べある記~

JPN48のセンターとして弱肉強食の芸能界でもがいていました。 そこに降りてきた一本の蜘蛛の糸…それこそが刀削麺だったのです。 下高井戸から広がる食と愛の輪☆

  藝文志や「書感」

憶測

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昔、「伝染るんです。」って漫画、ありましたねぇ。
そんなことを思い出させる、市ヶ谷駅脇お濠の夏らしい緑。


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多摩学事始① 追憶のエルドラド

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書棚の奥から出てきた1冊の図録が瑠璃子の遠い記憶を呼び覚ましました。
「ああ、瑠璃子は昔、憑かれたように多摩ニュータウンを経巡ったことがある・・・」


今、あの地はどうなっているのでしょうか。いざ、「巨大な実験都市」へ。


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刀削麺ファン垂涎!奇書「西北小吃」

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中国の出版社名は不思議だ。なぜか「北京化学工業出版社」が出している『西北小吃』、約20元。

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星界の戦旗Ⅴ「宿命の調べ」の雑多な感想~巡察艦はレスィーだった!~

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星界の戦旗5、「宿命の調べ」。本日3月22日発売。
どの本屋にも無く、出る出る詐欺に遭ったかと思いましたが、新宿で無事ゲット・読了。
アマゾン↓
星界の戦旗V: 宿命の調べ (ハヤカワ文庫JA) [文庫]



「次巻後書きには、今回はあまりお待たせせずにすみましたと書けるのではないかと・・・」と著者森岡浩之氏が第四巻の後書きに書いたのが2004年。

・・・・・・今2013年・・・。
ようやく第五巻が出ました。
はたしてどんな言い訳をするかと後書きから読んだ人も多かったに違いありません。
瑠璃子もその口。読む前にいろんな後書きのケースを予想しておりました。
「今回、後書きに謝罪を期待して最初に読む人が多いに違いない。悔しい。なのでネタバレ満載の後書きにしてやる」 的ないわゆる「逆ギレ」がありうる、とか。
しかしこの作者の飄々たるギャグ精神は、そんな中途半端なものではありませんでした。
「本当にそのネイティブアメリカンは存在するんでしょうねえ?ww」 と怒りながらも思わず笑ってしまう秀逸な出来でした。

それにしても8年強・・・。
作者にもいろんなことがあったようですが、瑠璃子にもいろんなことがありました。

・・・そして印刷技術にもいろんな進歩があったのだなあ。
ルビ。フリガナ。
通例ルビの場合、「ヤ」と「ャ」等、文字の大小は区別されない・・・のは昔のことになっていたのですねえ!
五巻を読みながらふと気づくとそれまでとルビが変わっており、家に帰ってすぐさま既刊と見比べてみましたよ。

えええ~!!??
「巡察艦」って、「レスイー」じゃなくて「レスィー」だったの!!??
びっくらぽん・・・。

思えば人間の文化的な無自覚とは恐ろしいものですねえ・・・。
たとえば既刊では「フリユーバル」と書かれていた「帝国」のことは、五巻のルビ同様に「フリューバル」と読んでいました。携帯電話的個人端末である「クリユーノ」も五巻ルビの通り「クリューノ」と読んでいました。「フアサンゼール」も「ファサンゼール」、「アローシユ」も「アローシュ」、「スピユート」も「スピュート」・・・。
既知の外来語に似ている語は、ちゃんと正しく拗音化して読み取っていたんですよね。
ところが「レスイー」は、瑠璃子の頭に似たような外来語が無かった。そこで「レスイー」は「レスイー」のままに読んで、「レスィー」とは読み取らなかった・・・。面白いものです。

それにしてもルビに限らずとも、表記の問題というのは実に面白いものです。
誰が書いたのだったか、とあるエッセーに表記に関する面白い話がありました。
ローマ帝国の有名な皇帝「アウグストゥス」。このように表記する歴史は浅く、古くは「アウグスツス」と書いていたのだそう。
そこから悲劇が生まれます。エッセーの著者が中学か高校生だった時、歴史の先生がこの皇帝の名を、
「アウグスッスは、」「アウグスッスによって」と連呼・・・
・・・まあそれだけの話なんですが、ルビの進化にはその先生の怨念も籠っているに違いないと、ちょっと感動するものがありました。
漱石も「吾輩は猫である」の中でクシャミ先生に、番茶の訳は「サベージチー」(蛮茶)と妙なギャグを言わせておりますが、大学・大学院の英語教師であった漱石が「さべえじちい」という悲惨な発音をしていたと思ってしまいかねないこの部分、音読するときはちゃんと英語風に「サベージティ」と読むべきなのでしょうね。そもそも「テ+ィ」でティと読ませるのも「決め事」にすぎないわけですよね。
大江健三郎の「テレヴィ」にはぎょっとするのに、「ヴァイオリン」はすっかり慣れっこになっているのも不思議なもの。最初に「ヴァイオリン」が出た時には「おい、なんだこれ」だったのではないかなあなんて思います。

閑話休題。
星界の戦旗Ⅴ。
第一部完とあるだけあって、四巻の終わり方のような宙ぶらりんにはなっていません。
スターウォーズ第一作(4?)の「戦いに勝ったね、良かったね」「でも帝国との決着はまだまだだね」な感じに似ています。もっとも星界の戦旗では主人公が帝国であり、「戦いに負けたね、困ったね」な第一部完なわけですが。
ラフィールの弟、ドゥヒールの存在感がやたらと増しています。
ただしこの少年はフロド・バギンズ並みに真面目で陰にこもりがちな性格なので、楽しく読み進められる感じではありません。
ラフィールとジントの夫婦漫才も「二人も大人になったのだった」となりをひそめてしまい、正直なところ楽しみどころが少ない一冊です。
そんな中、やっぱりこの人、スポールの惑乱の淑女が出てくるとニヤニヤして読めてしまいますねえ。
相変わらず逆境的な戦況を任されるという、かなり貧乏くじなお姫様ですが、ギリっと小指を噛んでこれからも張り切ってください。

そんなこんなで適当な感想はさっさと終えるがよい!であろ?



以前こんな記事も書いてました。
SFライトノベルな雑談0922


 

堂高しげる先生の幻の傑作ついに発見!「もえちり!」最終巻

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堂高しげる著「もえちり!」2巻。講談社。




ああ、この世は地獄。
愚劣で下劣な書物は地を覆いつくそうとするほど満ち溢れているのに、堂高先生の崇高なとある書物がまったくどこにも見つからないとは!
そう嘆いていた数年前から昨日までの瑠璃子に、暖かい言葉をかけてやりたい。
「瑠璃子、あなたの努力はきっと報われる。だから信じて進みなさい!」
そう励ましてやりたい。

そう、とうとう瑠璃子は堂高しげるの「もえちり!」2巻を入手したのです!
1巻は多くのブックオフで見かけることができます。しかし最終巻である2巻は、おそらく発行部数も少なかったのでしょう、雨の日も風の日もブックオフというブックオフを巡り続けても見つけることができませんでした。
それが、渋谷のブックオフに105円で鎮座ましましていたとは!

なんと長い日々でしたろう!
なぜか偶然手に取った「もえちり!」1巻に深い感銘を受け、以来堂高しげるの他の著書を漁り続けてきました。
堂高作品は萌えの衣を被った思想書である!
・・・とまでいうとアレですが、そうとでも考えなければ理解できない魅力に満ちています。
萌えの観点からすれば物語も絵柄もさしたる力は秘めておりません。
それでも堂高作品はなぜか強烈に輝いているのです。
付和雷同的で軽佻浮薄な青年を自画像としつつ、流行を追うことへの疑念を常に漂わせている堂高しげる。
「オタク界のバイカル湖」とでも呼ぶべき知識の広さと深さが歴史哲学家としての堂高しげるを造りだし、マーケティングだのなんだのを茶化す高みに彼をおいたのでありましょう。


ま、正直なところ1巻に比べて2巻は内容的に失速気味。
なので皆さんには入手しやすい1巻をお勧めします。
もしくは「全日本妹選手権」という得体のしれない題名の作品をお勧めします。


拝啓堂高しげる様。
最近はどの雑誌で執筆なさっているのでしょう。
先生ほどの才能が埋もれているのであれば、ああ、もう実にこの世は地獄です。
 

書感『秒速で1億円稼ぐ条件』

秒速で1億円稼ぐ条件
秒速で1億円稼ぐ条件
秒速で1億円稼ぐ条件


瑠璃子のこのブログには、「書感」という分野がございまして。
書評ではございません。そうではなく、読まずにその本に対して感想を開陳するという一種の洒落でございます。



その日瑠璃子は手っ取り早い稼ぎの方法を考えながら、小市民の仮面をつけて電車に乗っていた。
「そろそろこの町でも俺の美貌が噂を呼んでいるらしい・・・まずいな、遠からずサツがかぎつけるに違えねえ」
瑠璃子の生業は殺し屋だ。
鳥や魚や豚や羊を日夜喰らって生きている。 
そんな瑠璃子の目に一冊の本の広告が目に入った。
「『秒速で1億円稼ぐ条件』!?ば、バカな!秒速で1億円だと!?ってことは1分で60億、1時間で3600億、1日で86400億、1年で31536000億円になる!もはや単位も不明な領域だぜ!!」 
そのくせにその広告は、抜粋的紹介の中で、
「5分で70万」
「月1千万」
「年収1億円」
と、なぜかミクロの世界にスケールダウンしているのであった・・・
というより、5分で70万ならば月に605000万だし、月1千万ならば年に1億2千万ではないのか、といういい加減な矛盾を抱えているのであった。

「俺、更生しよう!」
大金に胡散臭さがつきものなのはとっくにわかっていたことさ。
そんなわけでこの本のおかげで、今の更生した温和な美少女瑠璃子が誕生したってわけなんです。

ごめんなさい、書き始めた途端この本の内容を想像するのがとっても面倒でどうでもいいことに改めて気づきましたww

ブックオフ探訪 9/15

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かつて瑠璃子はブックオフの「新しくてキレイな本は高く、古いて汚い本は安く売る」姿勢を嘆いたものだった。

なんという商業主義(>_<)
形式主義の最たるもの(>_<)


しかし神田神保町の横柄な商売があまりに法外なので、いつしか気づけば転向し、足繁くブックオフに通うブックオッファーになり果てていたのでございました。
多分にセドリ屋気取りであせる

まあブックオフで古い絶版本が手に入るようなことは絶無だけど、少しだけ興味のある新刊本を安く手に入れるなんて用途にはピッタリ。

友人の出版社勤務は非常に嘆いておりましたあせる


ただしそんなブックオフにも2種類あって、

①新=高・古=安を徹底している気持ちいい程に書籍への魔術的信仰がない店
②古い古書店気質が抜けず、有名本は古くても多少高値を付けてしまう店

瑠璃子は圧倒的に①を愛す。岩波文庫と見るや絶対に105円コーナーに置かないようなブックオフはブックオフとして失格。古書店としても品揃えに魅力がないから中途半端。

さて、瑠璃子の最寄りのブックオフは桜上水店。
残念ながら②風味のお店だけど、今日はちょっと掘り出し物。


地球の歩き方~中央アジア編最新刊('11~'12年版)、105円!!

地球の歩き方は厚さに関わらずどれも同じ値段(よね?)。
薄めの中央アジア編は正価で買うと損した気分だから手を出しにくかったの。
それがここで出会えるなんて!花咲く春の心地だわ!
近々是非憧れのサマルカンドに行きたいです。


もう一冊はなんとなく表紙買いした漫画。
群青著、橙星①(一迅社2008年)、105円。
ほのぼのファンタジーというか、非常にまともな内容で、無駄な萌えとかがないのはよいけど、ちょっと単調かな。

と、まあとりあえずはこんなところが今日の成果。

ちなみに背景は奥多摩の二万五千地形図でおますあせるまだ折ってない地図は背景にピッタリだわね!あせる

書感「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」

書評未満だから書感と名付けてみた。いや、書評未満どころの話ではない。そもそも読んでいない。あせる
読まぬ本について云々するのは非常に頭の悪いアレかも知れないがそこはナニがアレなのでナニであるあせる(?)
そんなこんなで第一回は税理士の亀井某著「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」。

いえね、どんなことからでも結論めいたことは語れるからこの本だってそれなりに「人生」とか「幸福」を語っていると思うの。
けど瑠璃子は世の中に満ちている自己啓発本とかビジネス書ってどうにも読んでて面白くないのよね。
なぜそう感じるかって言うと九割のビジネス書は(たぶん)今の「社会そのもの」を「そうあるもの」として疑わずに前提に据えてる。
極めて現実に即した態度で妥当な前提だろうけど、それってあまりにつまらなくない?てゆーか著者が「俺は敢えて現実的な前提をもとに語ることにする」とか意識的にやってる気が全然しないので、視野が非常に狭くなってる気がすんのよ。

「来世って存在するじゃん?だから来世を良くするために今世はあるよね」と言われるよりは「来世ってないじゃん?だから今を生きるじゃん?」と言われた方が確かに今の世の大勢からいって妥当な前提といえるけど、しかし「幸せ」とか「人生」ってものは来世を信じていた時代の人にとっても重要だったわけだから、いきなり「来世はないじゃん」から始めて「来世を信じていた人の幸せ」や「来世を信じていた人の生活の細かい場面場面」を無視して「今の幸せ」だけを考えてもあまり面白いことにはならないというか。
もちろん「日本文学史」の書物にチベット文学の内容を盛り込む必要はないという意味で、今の社会のビジネス書に来世信仰社会の内容を盛り込む必要はないんだけれど、日本文学といったときに「文学とはなにか」の考察・定義は必須で、「小説は小説じゃん」ですます杜撰な文学史なんて読むだけ無駄である。
それと同じで、幸せだの人生だのを深く考察した跡を感じさせる作者が、敢えてテーマを現代に絞って書いた、というものでないと読むに耐えない気がする。
そしてそういう自覚的な著者があまりにも少なすぎる気がする。

長財布の本がどんな立ち位置なのかは知らないが、まさか長財布の魔術的効能を説いたな内容ではないのだろうから、きっと心構えを語るの本なのだと思う。
例えば、「大きい財布はかさばるから、それをもつと常に財布が意識される生き方になる=節約」、とか、「大きい財布を持つと社長といった高い地位の人間と見られがちだからいろんな情報が流れ込んで来やすくなる=投資などの機会が増える」、とか、そんな感じの内容ではないかしらと予想。
なんか最近、こういう書中で挙げた一具体例を題名にする本が増えていて鬱陶しい。収入支出の管理や心構えの本であるならば、そうした内容を題名にすればいいのに、長財布を象徴的に題名に出しちゃう。実際は長財布の使い方の部分なんて数ページなんじゃないかと予想。
竿だけ屋はなぜつぶれないかあたりから始まったものかしら。もちろん宣伝として非常にうまいが、内容に新奇なところがなければ結局は見かけ倒しということになる。
同じ内容を珍しい例で具体的に書籍化してしまったようなかうした本はもう飽きた、というのが瑠璃子の感想。

そういやこの本の広告ポスターには大量の読者アンケート例が載っていて、それがまたステキな宣伝効果を出している。
「感動しました、初めて自分で買った本です。読書が好きになるかも。(28歳・会社員)」とかどんな人なんだろ。この感想のせいで長財布はトンデモ本なのではないかと思われてしまいそうな予感だwwww
瑠璃子がはっきりさせておきましょう、長財布はトンデモ本ではない、むしろ当たり前すぎる内容の書である、故につまらないので題名だけは派手にしてみた、という本なのである。
(読んでないけどあせる
瑠璃子大納言ってだあれ?
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