つけ麺730円。無料で「茶飯」がついてきた
瑠璃子が未だによくわからないもの、それはつけ麺。
ラーメンや刀削麺ならばすでに蘊奥を極め尽くしたと言える。いや、言って言えないこともない。言うだけだったら言える
その意味ではつけ麺だって、すでに奥義は我が手にありと言えなくもないわけだけど、瑠璃子は詭弁が何よりも嫌いだから言わない
寒さとともに麺を恋しく思う気持ちが募ってきた今日この頃、下高井戸のラーメン初訪問店も少なくなってきちゃったわね…。
元々ラーメンに大した関心のない瑠璃子だから、どうせ行くなら初めてのお店を楽しんでみたい。そんなわけで初の武心へ。
下高井戸駅からひたすら日大方面へ歩き、「このまま行くと身も心も日大生になってまうがな」とアイデンティティの危機を覚える程に商店街を進みきったあたりの左手。
長野新幹線や湘南新宿ラインの二階建て車両一階部分みたいに、道から半分地下にめり込んだ店だ。
↑夜なのと武心の立て看板が非常に明るいのとで霧の摩周湖並みに煙った写真に
ちなみに二階は美容室?
つけ麺がオススメらしいのでそれを。
表の看板に「ランチタイム限定 細麺ラーメンは無料で大盛り!」とあって、お昼のラーメンはオトクだな、と思いきや、つけ麺の食券を店員さんに渡すと、
「味は塩と醤油、麺の量は並みと中盛りと大盛りがありますけどどうしましょう!」
つけ麺はオールタイムお得なのであった!
思わず大盛り貝塚で注文
店内の張り紙によると、
並み…200グラム
中盛り…300グラム
大盛り…400グラム
だそうで、思いの外凶悪な量。
食べきれるかしら…(食べきれたけど)
途中で苦しくならないかしら…(ならなかったけど)
残して罵倒されたらどこで泣こうかしら…(残さなかったけど)
数々の不安を煽って、つけ麺登場。
味はよくわからなかった。いや美味しいのだが、豚の脂と魚介の出汁が渾然一体コンセルトヘボウなんだろうな、という位しか、瑠璃子のつけ麺未対応な舌ではわからなかったのであった
そうね、錦堂のつけ麺と似ている気がしました。
また折を見て来てみましょう。
しかし教訓。
つけ麺は夏に食べるべし。冬だと寒い